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BCPコラム

投稿日: 2026年8月18日

八潮市の道路陥没でも発生。年間2万件起きる「水道管破裂」がオフィスのネットを止める恐怖

※こちらのブログは通信業界歴15年の防災士が書いたものです※

記憶に新しい方も多いかと思いますが、2025年に埼玉県八潮市で発生した水道管破裂による道路陥没事故。この事故では、単に道路が通れなくなっただけでなく、「周辺エリアで光ケーブルが断絶し、通信障害が発生した」ことが報じられました。

「うちは水道管の事故なんて関係ない」と思っているオフィスや店舗の皆様、実はこれ、決して珍しい特殊なケースではありません。現在、高度経済成長期に埋設された水道管の老朽化により、全国で年間2万件以上もの漏水・破損事故が発生しているからです。

今回は、なぜ「水道管の事故」がオフィスのインターネットや固定電話を止めてしまうのか、その知られざるリスクと対策について解説します。

水道管破裂が通信を途絶えさせる「3つの物理的リスク」

道路の地下には、水道管だけでなく、電気やガスの配管、そして各オフィスに繋がる通信ケーブル(光ファイバーなど)が所狭しと密集して埋められています。そのため、水道管が破裂すると、隣接する通信インフラへ以下のような被害が直接飛び火します。

① 通信ケーブルの物理的断線(道路陥没・土砂崩れ)

水道管から勢いよく噴き出した大量の漏水によって地中の土砂が削り取られ、空洞化(道路の陥没)が発生します。この際、地中に埋設されていた光ファイバーや銅線ケーブルが急激に引っ張られたり、落ちてきたアース(土砂や舗装)の重みに巻き込まれたりして、物理的に断線してしまいます。

② 通信設備・接続部の水没によるショート

地中のマンホール内や建物への引き込み口付近にあるケーブルの接続部(クロージャ等)は、水の影響を受けやすい非常に繊細な設備です。破裂した水がこれらの中に浸水・水没すると、漏電やショートを引き起こし、インターネットや固定電話が一瞬で不通になります。

③ 復旧・工事中の誤掘削(二次災害)

実はこれも非常に多いパターンです。破裂した水道管を急遽掘り起こして復旧する作業や、老朽管の交換工事を行う際、重機(ショベルカー等)で誤って近くの通信ケーブルをひっかけて傷つけてしまう事故が頻繁に報告されています。

自社ビルがどんなに頑丈でも、地下の「一本道」は防げない

企業のBCP対策として「耐震性の高いビルに入居する」「自家発電機を用意する」といった備えは一般的になりました。

しかし、どれほどビル自体が堅牢であっても、オフィスに引き込んでいる固定の光回線は、必ず道路の地下を通って届いています。

自分の会社から数キロ離れた場所で水道管が破裂し、そこを通る主要な光ケーブルが切断されてしまえば、オフィスのパソコンや固定電話、WEB会議システムは一瞬でブラックアウトします。自社の敷地外で起きるインフラ事故を、自社の設備だけで防ぐことは不可能なのです。

地下のトラブルに強い「無線の自衛」を

では、全国で年間2万件も起きているこの「地中リスク」に、企業はどう備えればよいのでしょうか。

答えはシンプルです。「地中の固定回線にだけ頼るのをやめること」です。

どれだけ道路の下で光ファイバーが断線しても、上空を飛んでいる携帯電話の電波(モバイル回線)は影響を受けません。

メインの回線として固定の光回線を使いつつ、バックアップとして「ドコモ・au・ソフトバンクなど複数キャリアに対応した無線の据え置きルーター」をオフィスに常備しておくこと。

これだけで、光回線の断絶による通信障害の影響を受けることなく、何事もなかったかのようにオフィスの業務を継続できます。

「まさか水道管の破裂でうちのネットが止まるなんて…」と後悔する前に、地上の電波を活用した「止まらない通信環境」の整備を進めてみてはいかがでしょうか。

地下の断線事故にも影響されない、オフィスの通信BCP

当社の据え置き型通信サービス「スカイベリーpro」は、工事不要・電源を入れるだけで使えるBCP通信対策です。

地中の光ファイバーがどれだけ断線・水没しても、上空のモバイル電波をキャッチしてオフィスの通信を死守します。さらに、ドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアに1台で自動対応するため、特定のキャリア障害にも巻き込まれません。

道路陥没やインフラ老朽化リスクから自社のビジネスを守る、最もスマートなバックアップ回線としてぜひご活用ください。

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