BCPコラム

投稿日: 2026年5月7日

「5月の嵐」が残した教訓。大規模災害時以外でも起こる「局地的な通信障害」への備えとは

※こちらのブログは通信業界歴15年の防災士が書いたものです※

直近のニュースから

今年のゴールデンウィーク、列島を襲った「5月の嵐(メイ・ストーム)」。各地で激しい雷雨や突風が吹き荒れ、道路の冠水や交通機関の乱れが相次ぎました。

実はこうした荒天時、ニュースで大きく報じられないレベルで頻発しているのが、落雷や強風による「局地的な通信障害」です。

JAPANローミングの”外側”にあるリスク

先月、災害時の相互接続サービス「JAPANローミング」が開始され、大きな話題となりました。しかし、今回のメイ・ストームのようなケースを考えると、公的な対策だけではカバーしきれない「ビジネスの死角」が見えてきます。

JAPANローミングが発動するのは、あくまで甚大な被害が発生し、携帯5社間で大規模災害、大規模障害とされた場合のみです。一方で、以下のような「日常の延長線上にあるトラブル」では、自力での対策が求められます。

  • 落雷による基地局のピンポイント停止: 近隣の基地局が落雷でダウンし、自社ビル周辺だけ電波が届かなくなる。
  • 通信輻輳(ふくそう): 悪天候で避難者が一箇所に集まったり、帰宅困難者が一斉にスマホを利用したりすることで、回線がパンクし繋がりにくくなる。
  • 局地的な停電: 伝送路や中継設備が停電の影響を受け、Wi-Fiや固定回線が数時間だけ途絶する。

こうした「数時間、特定のエリアだけ」という小規模な障害であっても、業務が止まってしまえば、企業にとっては大きな機会損失に繋がります。

解決策:今、求められる「通信の冗長化」

「JAPANローミングがあるから大丈夫」と過信せず、ビジネスを継続させるためには、自社でコントロールできるバックアップ手段を持つことが重要です。

例えば、当社のBCP通信対策サービス「スカイベリーpro」であれば、以下のようなメリットを提供できます。

  1. キャリアの壁を超えた自動接続: A社の電波が弱まれば、自動的にB社へ。特定の基地局トラブルに左右されません。
  2. 大容量・高速通信の維持: 救済措置としての低速なローミングとは異なり、平常時と変わらない速度でWEB会議やクラウド作業が可能です。
  3. 工事不要で即導入: 設置するだけで、その日から「通信のシェルター」として機能します。

天候の急変は予測できても、それがいつ、どこの通信設備を直撃するかまでは予測できません。

今回のメイ・ストームを「ただの雨」で終わらせるのではなく、自社の通信環境をアップデートするきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

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